「夏は暑い」「冬は寒い」「好きな人好き」

好きな人って本当にいたことありますか?恋愛感情のことです。そもそも、恋愛感情がわかりません。恋愛感情って、本当に存在する感情ですか?
好きな人ってなんですか?顔ですか?恋愛対象かそうでないかって何が違うんですか?友達に対する好きと、恋愛対象との違いってなんですか?

自分から人を好きになったことがありません。断れない性格に身を任せてここまで来ました。好意を向けてくれた人のことは必然的に好きになりました。私を認めてくれる人=好きな人でした。しかし、それが恋愛感情かどうかはわかりません。最低な奴だな。きっとそう思われたことでしょう。

人を好きになる要素って何があるのか考えてみたんです。相談にのってくれる、親切にしてくれる、優しくしてくれる。けどそれって、一般的な、ふつうに良心を持っている人間なら誰でも当てはまるというか。普通に社会に出て生きていれば、好きな人になりかねない人間に山ほど出会うわけです。でもどこかで、恋愛対象かそうでないかの区別がされる。
恋愛感情とは一体なんなんですか?
結局世の中の多くの人の本心って、顔ですよね?
私には人を見た目で好きになるという感覚はあまりわかりません。

自分の感情が、よくわからないんです。自分がいま幸せかどうか、この先幸せになれるかどうか、そういうことを考えたことはありますか?幸せとは何なのかという問いも出てきてしまいますが。私はこのまま生きていけば、なんとなく幸せなんだろうなという感覚はあります。でも、この生き方が正解だったのかという確証がつかめないままなのです。流れのままに生きてきました。選択肢など、存在していたでしょうか。わかりません。何もわかりません。

好きな人ができたことがありません。
常に相手ありきの人間関係でした。私を嫌っている相手のことは嫌いです、好意的に接してくれる人のことはみんな好きです。人への好きという感情に優先順位をつける感覚がいまいちわかりません。特別な感情がわかりません。初対面の人に「好きです」と言われたら「私も好きです」と答えてしまいます。

人はみんな、ちゃんと理解して恋愛をしているんでしょうか。
だとしたらごめんなさい。私はずっとわからないまま、恋愛を真似して生きて、ここまで来てしまいました。小学生の子たちのほうが、うまく恋愛をしているんだろうな。
最低で、失礼きわまりない、ゴミ人間です。そういう自覚だけはあります。ここだけの話にしてください。